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輪を作る

もやい結びの結び方

もやい結びは、ロープの端に「締まらない輪」を作る結びである。輪の大きさが荷重で変わらないので、杭や環に掛ける用途に向く。

更新:

もやい結びの完成形(3D モデル)

写真では重なって見えないロープの上下や、端を通す向きも、3D なら向きを変えて確かめられる。ドラッグすると向きが変わり、再生ボタンで結ぶ動きが流れる。つまみを動かせば、途中の形で止めて見られる。

特徴と使いどころ

ロープの端に「締まらない輪」を作る結びである。荷重がかかっても輪の大きさが変わらないので、杭や環に掛ける、物を通す、対象に回して引く、といった使い方ができる。強く引かれたあとでも形を崩せば手でほどける。

キャンプの張り綱、登山での支点まわり、荷締めで引き手の輪を作るところまで、場面を選ばず出てくる。「キング・オブ・ノット」と呼ばれるほど有名で、ロープワークで最初に覚えるべき 1 本とされる。もとは船を係留するための結びである。輪が締まらない性質は便利だが、人が体重を預ける用途では別に訓練とバックアップの知識が要る。

強度
結びやすさ
ほどきやすさ

つまずきやすいところ

覚え方

輪を「池」、端を「蛇」に見立てて、池から出て木(立ち手)の後ろを回り、池へ戻る、と覚える言い回しが広く使われている。

似た結び方との違い

よくある質問

もやい結びは緩んでほどけることがある?
ある。荷重が掛かったり外れたりを繰り返すと、緩んで抜けることがある。端を長めに残し、使う前に締め直す。
片手でも結べる?
片手で結ぶ方法があり、救助の場面で知られている。ただし両手で確実に結べるようになってから練習する。

文字で読む手順(5 ステップ)

文字だけでは分かりにくいところは、上の 3D をつまみで止めて、向きを変えながら確かめるとよい。

  1. ロープの端を 30cm ほど残し、立ち手(長いほう)の上に小さな輪を作る。立ち手が下、端が上になるように重ねる。
  2. 端を下から差し込み、いま作った小さな輪をくぐらせて上へ抜く。
  3. 抜いた端を立ち手の後ろへ回す。
  4. 端を小さな輪へ上から差し戻す。端と立ち手が輪の同じ側に並ぶ形になる。
  5. 立ち手と端を同時に引いて締める。輪の大きさが変わらないことを確かめる。

アプリなら、ほかの結び方もすぐ見られる

「ロープの結び方3D」では、ほかの結び方も同じように 3D で確かめられます。お気に入り登録やロープの素材の切り替えもでき、電波の届かない場所でも使えます。

ほかの結び方